マンガ「古事記」
性懲りもなく またしてもマンガなのですが。(前回の性懲りもなくマンガはこちらのページ)
平成24年(2012年)は、稗田阿礼が暗唱していた歴史を、太安万侶が「古事記」として編纂し1300年周年ということで、
郵便局へ行ってみると古事記の切手が販売されていたり、産経新聞にも古事記特集が組まれていたり
竹田恒泰さんの古事記研究など、本屋へ行っても古事記関連の書物がコーナーに並んでいたりと、
随所で古事記が話題になっています。
真知宇も 学生時代に買ったマンガ「古事記」を本棚から発見!♪
古典漫画「古事記」(新人物往来社。監修:鳥越憲三郎。漫画:つぼいこう)
表紙は、出雲において
コシ(高志?越?越前?)から来たヤマタノオロチ(九頭竜?)と戦う スサノオノミコト。
「なんだ真知宇は、またマンガかよ」という声が聞こえてきそうですが、
しかし古文 漢文が苦手な真知宇にとって、古事記のマンガ化は大変ありがたい♪
現代語訳も出版されているようですが、
マンガならば、当時の服装 髪型や風俗までもイラスト化されています。
というわけで久しぶりに再度 読み返してみました。
日本民族(大和民族)の物語であり、神話も含まれているものの、
地名の由来なども現代と一致します。
九州から大和への神武東征や、神功皇后の朝鮮半島遠征と任那成立など
かなり史実に基づいた部分もあるのではないでしょうか?
「神話」として戦後の歴史教科書からは除外されていますが、本当に神話的部分を削除しても良いのでしょうか?
欧米では聖書なども子供の頃から読みます。
またイギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビー氏は
「12・3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は必ず滅びる!」
と述べています。
日本の歴史教科書が、「古事記」や「日本書紀」といった日本の歴史書(物語)を重視せず、
縄文時代〜弥生時代から始まり 「魏志倭人伝」や「後漢書東夷伝」といった中国の歴史書の方から学ばせるのは、どうなのでしょう?
(古典だけではなく現代史においても「一体どこの国の教科書なのか?」とういう記載が多くみられます)
古事記や日本書紀の内容の幾つかは日本の歴史教科書にも載せるべきですし、
また幼稚園・保育園での絵本や、小中学校の図書館でのマンガにも導入されるべきだと思います。
(できれば、絵の上手い方、外国語の達者な方は、古事記や日本書紀や日本の歴史を、外国語でマンガ化して海外発信してほしいなあ)
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※ちなみに真知宇は小学時代、日本最古の歴史書がコジキ(乞食を連想してしまった)であるとは
名付け方がヒドいなあなどと アホな事を考えてました(当時 小学生だったんで許せ)